2007年09月05日

なるほどねえ・・・『一目上がり』から

 今、落語「一目上がり」を覚え始めています。
11月18日(日)の川崎・さいわい寄席での師匠との掛け合い落語、翌週の25日、横浜・にぎわい座での前座として、この演目をやらせて頂くからです。
(詳細は、あらためて。)

 この演目を読んでいると、江戸時代の人々は、今よりもっと、自宅の床の間にかける掛け軸の漢詩などの文面を、大切にしていたように思います。

 いくつか、中から拾ってみました。


● 『しなわるるだけは応えよ雪の竹』 (芭蕉) 
 竹に雪が積もるとしなるけれど、いつか雪は解けて、また元通りに真っ直ぐになる。
人間も、日の当たるまでは辛抱が肝心という意。



● 『仁に遠きものは道に疎し、苦しまざる者は知に于し』    
 人の道を説いている。
遠仁者疎道、不苦者于知と書いて、棒読みすると『おにはそとふくはうち』となる言葉遊びが入っている。



● 『近郊の鷺は見難く、遠樹のカラス見易し』 (亀田 鵬齋)
 雪の日鷺が近くにいても、色が白いから見分けがつかない。
反対に、遠くにカラスが一羽いても、色が色が黒いからすぐ目につく。
人間も、近くで善い事をしてもなかなか目につかないが、遠くでも悪い事をすると、すぐわかってしまうという意。



posted by ピロコ at 21:01| Comment(0) | TrackBack(0) | ことばの世界 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

この記事へのトラックバック
×

この広告は180日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。