2007年06月01日

話さない

 昨日は、NPO法人からのお仕事で、「生ゴミリサイクル」に関するビデオの撮影がありました。
ナレーション録音の前に、映像出演もあったのですが、いわゆるモデル?として???
 実際にレポートしながら撮られるのは慣れているのですが、言葉無しは苦手な私。

 特に、歩くシーン。
これが難しい!!
さりげなく歩く、ということが出来ないのです。
とっても意識している、さりげなく歩こうとしているのが、見え見えなのです。

 映画『寅さん』シリーズに出演したある女優さんが、家から出かけるシーンで山田監督から何十回もNGを出された、という逸話を思い出しました。
「何十年も住み慣れた家から出掛けるように見えない」というのが、NGの理由だったそうです。

 ただ歩く。ただそこに居るだけ。
難しいナ・・・・。
役者修行の中には、それも重要なポイントなのでしょう。

 実は、朗読の舞台でも必要なこと。
スッと舞台に上がる。
他の人が朗読している時、横にただ立っている。ただ居る・・・・。

一方で、そこに居るだけで存在感を感じさせる、華のある存在の仕方だってありますよね。

 語っているときより、黙しているときに、たたずまいの美しさが映し出されるような気がします。
だからこそ、日常のあり方が大切なのでしょうね。

 私は“くちなしの花”に昔から心惹かれるのですが、それは”黙して語らず。でもその香りで、人を振り向かせる”というイメージに、とても憧れるからです。

 「話す」ことも難しいけれど、「話さない」ときは、もっと重要かもしれません。
  


posted by ピロコ at 13:10| Comment(0) | TrackBack(0) | ことばの世界 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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